2019年4月生まれのふーちゃんのお話です。
乗り物や戦隊モノが大好きなふーちゃん。
4歳を迎える2023年の春、こども園の年少さんクラスに入園しました。
家から近く、近所からも評判が良かったこともあり、お世話になることにしました。
当時は食べムラが激しく、野菜は食べない、魚も食べない、肉は細かく切った牛丼は食べるといった感じでした。
甘い卵焼きは食べないけどだし巻きは食べる。
うどん、ラーメンは好き。スパゲティは麺つゆをかけたものだけは食べる。
そして、熱い食べ物に対しての警戒感がハンパない。
好きな食べ物は白いご飯。以上!と言った具合でした。
何より腹が立つのは一度も口にせず、おいしくないと言って拒否してくるところ。
食べてから言ってくれよ。
こんな具合だったので入園してから始まる給食のことが気がかりでしょうがありませんでした。
入園生活は順調に見えました。
最初の数日は離れるのを渋ったりというのがあったけど、そこまで強烈に嫌がったりということはなかったです。
ただ、給食が始まるという日が迫ってくるにつれ、給食は食べないと言い張り行くのを嫌がるようになりました。
食べたくなかったら食べなくてもいいよ。
食べれるものだけ食べたらいいよ。
という風に伝えていました。
いざ給食初日、担任の先生からは、
給食の時間は食べないと泣いていましたが、ごはんだけは食べてくれました。
と想定通りの連絡でした。
家に帰ると、案の定お腹すいたーとご飯の催促です。
内心、これがしばらく続くのか、、?と不安になりました。
ふーちゃんは、初めてのことに対して極度に拒絶する傾向があります。
やってみないとわからない、食べてみないとわからない、そんな言葉をかけても当時のふーちゃんには全然響いている様子が伺えませんでした。
給食に対してもそもそも食わず嫌いが多いのでかなり時間がかかると覚悟していました。
ただそんな中でも、こども園に行きたくないと泣いたりすることはなかったので、そこは本当にありがたかったなと思っています。
給食2日目はごはんに加えてみそ汁も飲めたようです。
昨日から一歩前進。
給食から5日目、参観の時に担任の先生が給食の様子を教えてくださいました。
ちょっとずつ食べてるので安心してくださいと。
先生が、正直もう少し時間かかるかなと思ってたんですけど、大丈夫ですよ、安心してください!
こころ強く頼もしい先生の言葉に気持ちがパーッと晴れるようでした。
苦手なものはほんの少しだけにしてこれだけ食べてみようという風にしたり、周りのおともだちが応援してくれるみたいです。
想像するだけで込み上げてくる。。
ふーちゃんも食べれるようになると
きょうはおさらぴかぴかにしたよ
と嬉しそうに教えてくれるようになりました。
もうすぐ入園から1年半を迎えますが、今では給食は完食しておかわりする日も多いみたいです。
食べれるものもだいぶ増えて白いご飯は今も変わらず好きだけど、ナポリタンや焼きそば、から揚げ、焼き魚、サラダを食べれるようになりました。
すごい成長
たくさん食べて大きく強くなってね。